FXトレードでは、翌取引日にオープンポジションを持ち越す場合、スワップレートを意識したマネーマネジメントが必要になります。
具体的には、異なる通貨ペアを持つ国々の金利の差に基づき、その差額分がトレーダーの口座に加算あるいは差し引かれるものです。

BigBossのスワップポイントは、インターバンク市場金利とカバー取引におけるファンディングコストを考慮した独自の方法で計算されています。
具体的には以下の式に従います:
BigBoss スワップ値 = インターバンク金利 + ファンディングコスト
多くのFX証券会社がお客様の取引を自社で取り扱っているのに対し、BigBossはインターバンク市場にお客様の注文を流し、カバーポジションを調達することで公正な取引環境を提供しています。
しかし、この方式は通貨ペアの大きなポジションの偏りが生じた場合、調達コストが変動するリスクがあります。
・スワップポイントの算出例: USDJPY
インターバンク金利: ロング -0.05% / ショート 0.03%
ファンディングコスト: ロング +0.08% / ショート -0.08%
BigBossにおけるロングポジションのスワップ値は次の通り:
ロング値:-0.05% + 0.08% = 0.03%→ 105 x 0.0003 = + 3.1 pt
このように、BigBossのスワップポイントは特定の通貨ペアのレートと、上記の計算に基づく値を利用して算出されます。
・スワップポイントの付与タイミング
BigBossでは、スワップポイントはインターバンク市場の取引タイミングに合わせて、「営業当日のセッション終了時」に付与されます。
夏時間では日本時間6時、冬時間では日本時間7時がセッション終了時間となります。
週末にはスワップポイントは更新されず、週末分のスワップポイントは水曜日のセッション終了時に付与されます。
詳細記事:BigBoss スワップポイント一覧